大白法を購読しよう
大白法は、今から四十五年前の昭和三十七年、法華講連合会の機関紙として発刊されました。
『大白法』という名称は、時の総本山第六十六世日達上人の御命名によるもので、『得受(とくじゅ)職人(しょくにん)功徳(くどく)法門(ほうもん)抄(しょう)』に
「此の妙法蓮華経は本地(ほんち)甚深(じんじん)の奥蔵(おうぞう)、一大事因縁の大白法なり」
(御書五九四頁)
と説かれる大白法の名を取って、法華講機関紙として大いに活用され、大白法(日蓮大聖人の仏法)が広く流布していくことを願われて御命名されたものです。
大白法は、御法主上人猊下御指南をはじめとして、全国法華講員の活動状況や体験発表等、時に当たっての信行の指針が網羅(もうら)されている法華講員必読の機関紙として毎月二回発行されています。
大白法の役割は、常に全国法華講員の信行学の指針となるべきものですから、大白法を熟読して、御法主上人猊下の御指南を拝し、その上から師弟の筋目を正して自らの信心を錬磨(れんま)し、日常の信心活動に生かしていくべきです。
中には一般の新聞は読むが、大白法はほとんど読まないという方、また仕事で忙しくてなかなか読む機会が無いという方もいると思いますが、電車の中で、あるいは仕事の昼休みなど時間の合間にも読んで頂きたいと思います。電車で大白法を読んでいたことが縁となって折伏が成就したという方もおります。
また座談会で読み合わせたり、あるいは体験発表などは、新来者の方に読むことを勧めたり、年輩の方で目が悪くなって字が読めないという人には読んで聞かせたりと、支部の活動、共に信行を磨く為にも大いに活用していくことが大切です。
広宣流布の一翼を担う法華講員として、大白法を熟読して自分の信心を見つめ直し、また折伏や育成等に積極的に活用頂きたいと思います。