クリスマスイルミネーションが映える季節に
あちらこちらに、クリスマスのイルミネーション華やかな季節ですが、しかし、インドのエリートビジネスマンである、M・K・シャルマ氏はその著『喪失の国、日本』に、「日本人は結婚式をキリスト教の教会で挙げ、墓は仏教式に建て、クリスマスを家族で祝い、新年には神社に詣で、少女たちはセント・バレンタイン・デーを祝って恋人のためにプレゼントを買う。それなのに教会へは行かない。なぜなら、彼らはキリスト教徒ではないからであり、世界中の風俗と習慣をたんにファッションとして選ぶ者だからである」と言っています。
日本はもともと宗教のデパートと他国から揶揄されていますが、これほど宗教に関していい加減で無智な国はないと、先述のシャルマ氏もその著書の中で言いつづっています。
私たちはもっと、宗教について真剣に考える必要があるのではないでしょうか。
仏教徒なら冠婚葬祭をお寺で行い、キリスト教徒なら同じく教会で全てを行い、そうしたけじめをつけるべきであり、さらに宗教には正邪・浅深があるということを認識していかなかればなりません。そして誤った宗教を信じることにより、不幸のぞん底に突き落とす悪法の害毒の恐ろしさを、宗教の教えを自ら学ぶことも必要であります。
また世界三大宗教である仏教、キリスト教、イスラム教の教義、そして日本はもともと仏教国であるが故に、他宗他派沢山存在しますが、それぞれその教えには大きな違いがあります。
特に今から三千年前、インドに生誕され仏教を興されたお釈迦様は、その説法の中に果たしていかなることを説かれたのか、そして平成の今日、お釈迦様のお経典を拝すれば、私たち人間を幸福への道へと導いてくれるのは、法華経の教え以外には無く、末法の時代と言われる平成の今日、お釈迦様は末法においては、末法の御本仏様が御出現し、人々を救う教えを説かれることを法華経に説かれています。
それこそが末法の御本仏様として御出現され、南無妙法蓮華経の三大秘法の教えを顕された日蓮大聖人様なのであります。
最早色鮮やかなクリスマスイルミネーションに見とれる前に、宗教の正邪を真剣に考え、現在から未来へと向かって、幸福な人生を歩みたいのなら、どうか日蓮大聖人様が説かれた御法門を聴聞し、理解して頂く為にも、日蓮正宗の寺院を訪れてみてはいかがでしょうか。