2020年7月6日 / 最終更新日時 : 2020年8月28日 Hiraken 仏教コラム 仏教説話 一眼の亀 ~正しい教えとの出会い~ むかし、大海原(おおうなばら)の深(ふか)い海(うみ)の底(そこ)に、片眼(かため)の亀(かめ)がいました。この亀(かめ)は身(み)に多(おお)くの障害(しようがい)を抱(かか)えています。まず手足(てあし)がありません […]
2020年7月6日 / 最終更新日時 : 2020年8月16日 Hiraken 仏教コラム 手 を 合 わ せ る ~合掌について~ あなたの近くに二人連れがいたとします。その一方がもう一方に向かって、「世界で一番愛しています。命がけで愛していきます」と宣言していたら、あなたは「お幸せに」とエールの一つも送りたくなるでしょう。 しかし、その二人連れは […]
2020年7月6日 / 最終更新日時 : 2020年8月16日 Hiraken 仏教コラム 内 典 の 孝 経 御当代日如上人猊下の御尊父で、今は亡き観妙院日慈上人は常々、折伏はもちろんでありましたが、「大聖人の仏法は親孝行の仏法だ」(趣意)と御指導せられていました。 大聖人様は『開目抄』に、 「法華経已前等の大小乗の経宗は […]
2020年7月6日 / 最終更新日時 : 2020年8月28日 Hiraken 仏教コラム 仏のお計らい ~池上兄弟~ 日蓮大聖人様の御信徒に、池上兄弟(兄・宗仲(むねなか)、弟・宗長(むねなが))という方がおられます。池上家は代々鎌倉幕府の作事(さくじ)奉行(ぶぎょう)(土木建築)に任ぜられる家柄で、特に兄の宗仲は、仕事、信仰、共に熱 […]
2020年7月6日 / 最終更新日時 : 2020年8月16日 Hiraken 仏教コラム 仏教説話 四種の良馬 インドのお釈迦様が説かれた『雜(ぞう)阿含経(あごんぎよう)』という経典には、四種類の良馬についてのお話があります。 一番目の良(りよう)馬(め)とは、鞭(むち)を振り上げれば、その鞭の影を見ただけで御者(ぎよしや) […]
2020年7月6日 / 最終更新日時 : 2020年8月28日 Hiraken 仏教コラム 九 思 一 言 日蓮大聖人様の御信徒に、四条(しじょう)金吾(きんご)頼基(よりもと)という、鎌倉武士がおられました。 幕府・北条家の江間(えま)殿に仕(つか)える有力武士で、今風に言えばエリートサラリーマンです。 漢方・投薬の術 […]
2020年7月6日 / 最終更新日時 : 2020年8月28日 Hiraken 仏教コラム 蜘 蛛 の 糸 〝自分だけの幸せ〟とは? ある日、仏様は蓮池のほとりを歩いておられました。蓮の花からは、芳(こう)ばしい香りがあたりへ溢(あふ)れています。その池のふちに佇(たたず)み、池の下の様子を御覧になりました。この蓮池から地獄の底までが見下ろせます。す […]
2020年7月6日 / 最終更新日時 : 2020年8月28日 Hiraken 仏教コラム 障魔を打ち破り 折伏誓願達成を 数々の記録を塗り替えたメジャーリーグのイチロー選手は目標を達成することについて、 「『できなくてもしょうがない』は、終わってから思うことであって、途中にそれを思ったら、絶対に達成できません」 (イチロー262のメッセ […]
2020年7月6日 / 最終更新日時 : 2020年8月28日 Hiraken 仏教コラム 仏 教 説 話 にがくなった果物 昔、インドのベナレスの国を治めていた王様がいました。王様はとても心のやさしい人で、思いやりのある政治を行っていましたので、国も栄え国民も平和に暮らしていました。しかし、王様は「自分はこれでいいのだろうか?自分にも至らな […]
2020年7月6日 / 最終更新日時 : 2020年8月28日 Hiraken 仏教コラム たとえ発心真実ならざる者も 今年二月の初め、私の住職させて頂く お寺に、中年の作業服姿の男性が一人で訪ねて来られました。 「お祓(はら)いをやって頂けますか?」と、遠慮がちに言われるので、私は(建築現場の地鎮式だろう)と推測し、「申し訳ありませ […]