妙眞寺団体添書登山を終えて

 本日、御登山されました方々におかれましては、残暑のなか誠にご苦労様でございました。総本山におきましては、晴天の中、心地よい風が吹き、奉安堂内も涼しく、素晴らしい御登山であったと思います。

 さて、本日、御法主日如上人猊下の御目通りの際のお話を御紹介致しますと、「『立正安国論』を今一度読み返し、こうした世相だからこそ、勇猛果敢に折伏行に精進していくことが大事である」ことを、ことのほか厳しく御指南遊ばされました。

 先般、盂蘭盆会において、『そこに正義はあるのか~成仏への道と真の幸せを求めて~』との文書を作成し、読み合わせいたしましたが、今現在、不要不急の外出を避ける旨、日本国政府乃至東京都より要請されているなか、外に出ての折伏行は制限あるなか、今こそ文書布教の大切さを痛感し、此の度当文書を作成した次第であります。この文書を大々的に配布するには内容上問題なきよう、宗務院布教部の検閲が必要となってきますので、早期に認可を受け、大量増刷して皆さんにお配り致したく考えております。サイズも、A4版からその半分のA5版に縮小しつつ文字の大きさは変わらず、読みやすく持ちやすいものへと変更いたしました。

 本年の折伏誓願目表完遂成就まで、あと半分少々です。どうか、残すところ4ヶ月、新型コロナウイルスやあらゆる障魔を打ち払い、八十万人体勢構築人数を達成していることに満足することなく、是が非でも本年の折伏誓願目表を無事達成し、もって明年の宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の大佳節をお迎え申し上げたいと、伏してお願い申し上げます。

 住職と致しましても、近隣住民の方々をはじめ、この十年で知り得た友人知人、親類縁者への折伏を弛まず行っていく所存であります。とにかく、あらゆる事々を開かしめる唱題行を根本に、いよいよ精進して参りましょう。